生涯オタク

世界一大好きで、世界一大嫌いな推したちへ

2020年振り返り〜2021年に向けて〜

 

 

毎年恒例の一年振り返りの時期がやってきました。今年を振り返ってみると、本当にたくさんの事があって、なんというか、まあ一番はジャニーズJrのオタクに出戻った出来事が大きいけど、年始の一瞬は現場に行っていたのでいつも通り振り返るよ 

毎度のことながら数年後自分が見返して物思いにふける為の自己満でしかないただの備忘録

(最後に少しだけSnowManへのお気持ちブログ)

 

 

1月

新年一発目の現場は、刀剣乱舞だったらしい。らしい、というのはもう一年近く前のことで記憶が無いから。

推しの現場ではなかったのでモチベがクソだったし、座席もクソだったので結果的に私は赤坂ACTシアターに仮眠を取りに行ってきただけだった。ACTシアターの喫煙所でひまをつぶしていたら風邪を引いた。

ちなみに昨年末長年勤めた会社を円満退社したので一月から華のニート。沢山舞台通って推しの現場行って旅行も行く予定だったんだけど。

ニートだからといって働かない訳にはいかないので、派遣をやりつつオタクをした。派遣という立場はほんとうに理不尽すぎる事しかなかったのでやっぱり正社員が一番いいなと痛感した一月。

 

忘れもしない推しのフォトブック発売イベント。今までの推しの接触イベの中で一番楽しくて幸せで、アホみたいに推しに盲目になった二日間だった。またあの時みたいに笑って楽しく推しとチェキ撮ったり内容の無い話をしたい。

HMVで待機列に並んでいたら、至る所にスノストのデビューシングルが置いてあって、『この子たちやっとデビューできたんだ、よかったね』と思いながらも頭の中は目の前の推しでいっぱいだった。数ヶ月後まさか自分がジャニオタに舞い戻るなんて夢にも思っていない。あまりにも平和な脳ミソである。

 

2月〜3月上旬

虚無舞台の幕開け。銀劇と自宅の往復の毎日が始まる。新型ウイルスが日本でも猛威をふるいはじめ、キャストお見送りが高速ベルトコンベア状態になる。

数年ぶりに見た真田くんの姿に感動したのは最初の一瞬、すぐに虚無舞台だということを察知し手元にある数多のチケットをどう捌くかしか考えることしか出来なかった初日。

夜公演が終わり家に帰るのは日付がとっくに超えたころ。数時間仮眠を取りまた2時間半かけて東京に向かい、舞台中仮眠を取りまた日付が変わるころ自宅に着く生活の繰り返し。「私は何のためにここにいるんだ???」とユウマとジャニスのベッドシーンを見つめながらただただ思った。

ようやく終わった東京公演。東京千秋楽の日、電車に乗りながら、「きっとコロナで神戸公演は中止になるか希望者払い戻し対応になるしもう残りのチケットは払い戻ししよう」と決意する。

神戸に行く予定だった前の日の夜、『もう推しの踊るラブシャワーは見られないのか…』と思ったら無性に寂しくなってしまい、バカなオタクはキャンセルしたホテルをまた予約し直し、スーツケースに荷物を詰め、あの虚無舞台を見るために神戸に行った。

 

結局あの舞台が今年観た最後の舞台になった。遠征したのもあの舞台が最後になった。行ってよかった、遠征できてよかった。推しの演技をちゃんと最後まで見届けられてよかった。

 

反省点⇒度重なる不摂生により銀河劇場からの帰りの電車内で貧血を起こしぶっ倒れた(現場期間に電車内で倒れるのは半年ぶり3度目)ので来年は気をつけたい。

 

3月

カレイベ。まさかこの日から半年以上推しに会えなくなるなんて思っていなかった。きっと5月には落ち着いて、バーイベで推しにおめでとうと言えると思っていた。

もうかなり世間が新型ウイルスでやべえ状況だったにも関わらず開催されたカレイベ。予定されていたハイタッチは無くなったし、チェキはマスク着用だったし、満足できない事の方が多かったけど、いつも通りの推しの姿に少しだけ安心した。

どうでもいいけどこの日転職先から内定の電話を受けた。結局コロナでどこにも行く事ができず終わったニート期間。転職先をどこにするか迷っていた時、『いかに仕事終わりでも現場に効率良く通えるか』だけを基準にして面接を受けたのに、結局コロナのせいで転職してから一度も仕事終わりに現場に行くという機会が無いのでわたしはもう今の職場で働いている意味が無い。クソオブクソ。

 

4月〜10月

3月半ばから殆どの舞台、イベントが中止になり、オタクは生きている意味を無くし始める。推しの現場が無いまま10月を終える。

 

11月

忘れもしない11月15日。半年以上ぶりに会った推し。半年以上ぶりに行った東京。半年以上ぶりに乗った電車。

久しぶりに会う推しは最後に会った日となにも変わっていなくて、正直推しに会ってどんな感情になるのか不安だったし、頭の中のほとんどはゆうぴの誕生日の事や夜に更新されるHitubeのことでいっぱいだったのに、やっぱり実際推しと話したら推しのオタクを心の底から楽しめている自分がいて安心した。

推しの、オタクへの接し方が好き。推しとのイベントがある度に、私はお前の地元の友達なんか?と錯覚するくらいの距離感で話してくれるところがもうめちゃくちゃに好き。池袋にあるなんとかって焼肉屋が美味かったからおすすめだよ、とか、この前のブログであげてたビールめちゃくちゃ美味しかったよ、とか。明日になったら忘れてしまうようなどうでも良いことを笑って聞いてくれる推しが私は大好きだと思った。

反省点⇒どうでも良いことを話しすぎて重要な事を聞くのを忘れたこと。話す事が無さすぎて『もう何も話す事ないんだけど』と推しに愚痴ってしまったこと。

イベント後のオンラインイベント、最初は乗り気じゃなかったけどめちゃくちゃ楽しかった。推しに『おやすみ』って一対一で言ってもらえるのはオンラインイベントの良い点。

オンラインだし、カレンダーも一緒に映り込ませておいた方がそれっぽいよな…と思って好きな月にして置いておいたら、画面が切り替わった瞬間推しがカレンダーと同じポーズを取っていてくれて「そんな可愛い事してくれるんか?????!?!」と推しのオタクになってから三本の指に入る勢いで沸いた。推しがカレンダーと同じポーズを取っている事に気付いてあげられず、開始早々『えっ、なにやってんのww』と馬鹿にしてしまい『カレンダーのポーズだよ!』と推しに言わせてしまったり、

1回目が終わって満足して「もう良いだろ」と役目を終えたカレンダーを片付けてしまったのだけど、2回目が始まった時にも推しがカレンダーと同じポーズをしていてくれて、『なんでしまっちゃうの!出しといてよ!』とせっかくの推しの善意を無碍にしてしまうなどしたのでまじでごめんなという気持ち。あまりにもグダグダである

ホテルで優斗くんの誕生日のお祝いをしたけど結果的にただシャンパンを呑んで終わった。東京ドームの夜景を見ながら呑む酒は人の金で呑む酒と同じくらい美味かった。次に東京ドームホテルに泊まる時はHiHi Jetsが東京ドームで単独ライブをした時がいいなと思いながらチェックアウトしてきたので、HiHi Jetsくん、期待してるね

 

12月

あまりにも特記する出来事がない。

 

というか2020年マジでオタクして無さすぎて本当に書くことが無い。

2020年を迎えた瞬間、私がTwitterに書いた2020年の目標は、『推しのオタクを辞めない』『仕事を見つける』『去年よりも推しの現場に行く』だったのに、最後の一つが達成されることのないまま2020年を終えてしまうので悔しいなと思うんだけど、だからといって2020年やり残したことがあるかと聞かれたら思いつかないので、まあ結果的に良かったんじゃ無いかな

と言うのも、多分ジャニーズのアイドル達が私の推しに会えなくて悲しかったり悔しかったりする隙間をこれでもかっていうくらいに埋めてくれたので、ジャニーズのアイドル達には感謝の気持ちしかない ありがとうジャニーズ。ありがとうHiHi Jets

 

 

最後に。

7年前、SnowManのオタクをしていた学生時代の私へ

なぜ私は嫌いでも無かったSnowManのオタクを辞めてしまったのか、大きな理由もなく、ただ『SnowMan』以上に好きだと思う存在ができたから。そうだと思っていたけど、社会人になる頃だったし両方追いかけようと思えば普通に出来たこと。

デビューしてからのSnowManを見る機会が増えて、必然的にSnowManのことを知る事が増えて、最近になって思うこと。ただのオタクの戯言に過ぎない。

きっと6人のSnowManに希望を見出せなくなってしまった自分がどこかにいたんだろうなと思った。Myojoのだてさま10000字インタビューで、「一年の殆どを帝国劇場で過ごした」と言っていたけれど、SnowManが一年の殆ど帝劇にいたということは、オタク達も一年の殆ど帝劇に通ったという事。確かに、春には新橋演舞場、秋になると帝劇に行くのがもう当たり前で、滝沢歌舞伎やドリボ以外の現場なんてほとんどないに等しくて、毎年、同じ時期に同じ場所に、前の年とほとんどなにも変わらない舞台を見に行ってた。多分当時の私はそれが物足りなくて、新しいものを知りたくて、もっと違う景色を見たかった。違う場所で輝いている6人を観たかった。

そして、確たるもう一つの理由は多分だけれど、SnowManを「仲の良いグループ」だと言えなかったこと。「アクロバットができる」とか「パフォーマンスが凄い」とか、そんな言葉は自信を持って言えたけど、どうしても、「SnowManって、仲が良いんだよ」と第三者に自信を持って言えたことは無かった。

そんなグループが、デビューできるのか。当時の私は心のどこかで思っていたし、2人の溝が埋まることなんてきっと来ないだろうなって思っていたのに、今じゃこんなに仲が良くなってるんだから私はもう度肝を抜かれた。

『私が見ていた7年前までの6人は何だったんだ』って正直思った。なんだったの、私が抱えていたあのモヤモヤは。否が応でも会話をしない2人を見てモヤモヤしていた私の気持ちはなんだったの、ってめちゃくちゃ思った。2人の溝が埋まるのに何年かかってんの、もう私はSnowManどころかジャニーズのオタクなんて辞めて別のオタクになっちゃったよ

 

そう思ったけど、多分私はどんな理由があれなにかしらの言い訳をして、遅かれ早かれジャニオタを辞めて、今の推しのオタクになっていただろうなと思うので、7年前のSnowManにとやかく言うのはこれで終わりにしようと思う。

俳優のオタクになって数年たったある日、もう頭の片隅に残っているかすらもわからないくらいの存在だった『SnowMan』が、9人になる事を知った。別にSnowManのオタクでも無かったのに、もう彼らのことは何も知らないのに、空白の数年間があるのに、ただ私は、「意味がわからない、なんで今更」と思った。

今になって昔の6人だったSnowManの動画を見ると、9人いないことがあまりにも違和感すぎて、物足りなくて、とんだ掌返しだな、と鼻で笑いそうになる。

 

7年前の私へ。

SnowMan、やっとデビューできたよ。3人増えて、9人になって、めちゃくちゃ魅力的なグループになったよ。2人がが隣に並んでても不安にならないし、むしろそれが普通になってるし、2人の間に溝なんて感じないくらい、2人は大人になったよ、仲良しになったよ。脇役しかやっていなかった滝沢歌舞伎で、主演を務めてるし、バラエティ番組に引っ張りだこだし、ラジオだってやってるよ。6人のSnowManの未来はめちゃくちゃ明るいものになるよ。だからもう少しだけ粘って、応援して、オタク続けて欲しい。

 

と言うことが当たり前にできていたら多分私は今でも変わらずにSnowManのオタクしてたんだろうなと思うけど、現実問題私は7年後の2020年、SnowManでは無くてHiHi Jetsのオタクになっているし、推しのオタクを辞める気も無い。でも9人のSnowMan、めちゃくちゃ応援してる。こんな結果になってしまったので、私今7年ぶりにSnowManのオタクに出戻りました!!変わらず深澤担です!!!なんて言ったらたくさんのオタクに刺されそうで言えないけど、応援してる、って言葉なら許して欲しい。応援してます、あわよくばいつか9人になった彼らのパフォーマンスを見たいなとも思うので、その時は少しだけ許して欲しい。

 

 

2020年、何もなかったけど、色々あった。あっという間だった。ガチなことを言うと、仕事がしんどすぎて死に物狂いで1日を過ごしていたら年末になっていた。マジで今の職場クソすぎるんだが燃えたりしない?と毎日思っているし燃えないのなら己で燃やしてしまいたいと思うくらいには本当にクソオブクソ。ブラックって、こう言う職場を言うんですね、と社会人数年目にして経験した。

 

それでも12月を迎えた今、こうして自分の命が擦り切れそうになりながらもなんとかがんばっていられるのは、沢山のアイドルと、大好きな推しがいたから。イベントで会うたびに、『またね』と笑顔で手を振ってくれる推しがいたから。

 

2021年、どれだけ推しに会えるかわからないし、精神的にも体力的にも限界を迎えそうで迎えないギリギリで生きている私は来年も元気にオタク続けていられるかわからないけど、また会えますように。会って話ができますように。マスク越しじゃなく、面と向かって、話せる日が来ますように。

 

沢山支えてくれて、笑顔にしてくれて、生きる活力を与えてくれた沢山のアイドルと、たった一人の推しへ。

2020年ありがとう!!!!!!!来年もよろしくね!!!!!!!!!!

 

若いJr達へ!

Jrだから、アイドルだからこそ制限されてしまうことが山程あって、なにかしらの誘惑に負けそうになることが多分きっとあるね、あるよね。だけどどうか、私たちオタクの前では、キラキラなアイドルでいて下さい。色々と慎重すぎるくらい慎重になってください。SNSの力はすごいです、きっと10年後50年後まで自分のした事が残ります。死ぬまできっと。

 

推しへ!

今年も炎上しなくて私は本当に平和に過ごせました!!!ありがとう!!!来年も炎上せず、表面上だけでもいいのでオタクに優しくしてください!!!!来年は沢山会いに行けるように頑張るので、そろそろ有言実行を覚えてください!!!刀の稽古頑張ってね!!!今回は行かないけどべつに推しのばみがみたくないわけじゃないです!!!共演者のひとと仲良くして、無事千秋楽迎えてね!!!!ほんとうにありがとう!24日前後に事務所にプレ贈るから受け取ってね、奮発したよ!

推しくんの、不器用なりに気持ちをちゃんと伝えようとしてくれるところがすき。イベントで直接会ってバイバイするとき、「さよなら」じゃなくて、「またね!」と目を見て言ってくれるところがすき。私の長いオタク人生、最長の推しになりました。

 

 

 

2021年を終える頃、今年は沢山推しに会えたと言えていますように。