生涯オタク

世界一大好きで、世界一大嫌いな推したちへ

8年ぶりに、SnowManを観てきた話

 

滝沢歌舞伎の感想を書くつもりが、ただの暗い話になった。ただの懐古厨の戯言だし、わたしはやっぱり骨の髄まで若手俳優のオタクに成り下がってしまったんだなという感想(成り下がるとか言うな)

 

2013年、新橋演舞場で、6人のSnowManを観た。

 

それが、私の長いオタク人生の中でSnowManを観る最後になると一年前までは思っていて、あの時SnowManを観た日、私の脳裏にはもうSnowMan以上に大好きだと思う推しがいた。

あの日を最後に、私は俳優のオタクになって、ジャニーズのことなんかすっかり忘れて、毎日推しの為だけに生きる毎日を過ごして、そして2020年、推しに会えない毎日が始まった、そして、たまたま見たYouTubeで、数年ぶりに、SnowManの姿を見た。

 

推しに会えない寂しさが限界突破したからかもしれない、9人になったSnowManに魅力を感じたからかもしれない、あの時応援していた気持ちを思い出したからかもしれない、理由は沢山あるけど、気付いたらSnowManのファンクラブに入っていて、気付いたら名古屋まで足を運んでた

 

8年前まで、当たり前のように会いに行っていた人達が、気軽には会いに行けない存在になっていた。

8年前まで、年に数回の少クラ大阪SPでしか見ることのなかった彼が、SnowManとして舞台に立っていた。

ジュニアマンションの片隅で踊っていた記憶しかない彼が、SnowManの一員として、舞台に立っていた。

一年前まで、名前も顔も知らなかった男の子が、SnowManのセンターとして、舞台に立っていた。

 

8年ぶりに、SnowManを観てきた話(〜感想をただ書き殴ったら、ただの暗い話になりました〜)

 

8年ぶりにSnowManを観てどんな気持ちになるのかな、ってすごくどきどきしていて、でもいざ幕が上がるその瞬間を目の当たりにした時の気持ちは、『あ、意外となんとも思わないんだな』ということ。

数十万払ってでも観たいと思うオタクがアホほどいる舞台を観て、そんな感想言ったら刺されてしまうことなんてわかるけどさ、冷静だった。ただ真顔で桜の花びらの中で踊る彼らを観ることしか出来なかった

隣の女の人は目をキラキラさせながら両手を顔の前に持っていって、すごく感動してるのが他人の私でもわかるくらいだったけど、私はそんな隣にいるオタクの表情を冷静に分析できるくらいには冷静だった

どの場面を見ても、目の前の彼らよりも、8年前までの自分の記憶の中の6人の姿を思い浮かべてしまって、『ああ、私の楽しかった時間はあの時のまま止まってるんだな』って痛感した

SnowManの後ろで踊るIMPACTorsに、生化粧中に場をつなぐIMPACTorsに、ちゃんとした役名の無いIMPACTorsに、わたしは昔の彼らを観てしまった。

結局わたしは、後ろで踊っていた彼らの時代しか知らないし、デビューするまでの過程を見届けてきたわけじゃない、なのであの時のまま私のSnowManは時が止まってる。悲しいけど。

私のSnowManのオタクとしての記憶は、あの時のまま止まってるから、多分あの楽しかった記憶を越える事はないのかもしれないな、と思った。すごくしんどかったけどさ、やっぱめちゃくちゃ楽しかったんだよね、たった2、3種類のステフォに胸が高鳴ったあの瞬間や、自担に役名が与えられた事を知った時の嬉しさや、今日の口上噛まずに言えるかな、ってドキドキするあの時間。

所詮私はもう、根っからのジャニオタではなくて、ただの若手俳優のオタク。多分若俳の現場に行きすぎて、生で舞台を観る感動が薄れてしまっている、それは絶対ある。

あと、滝沢歌舞伎のパフォーマンスって双眼鏡越しでは絶対もったいない前列で観るべきパフォーマンスだなと思うので、やっぱ札束か己の運で戦うしかないんですね、という感想。若俳のオタク、基本的に運とかでは無く金で解決し舞台は前列で観劇することが当たり前になっているので、こういった運任せの座席で後方から舞台を観るのはつまらんな、と思いました。やはり札束で戦うしかない。あと8年前大好きで仕方なかったふかざわくんを観た時の一番の感想は、やっぱり歳を取ったな、と思った。いやもちろん当たり前なんだけど。なんつーか、抗えないんだな、と思った。そしてもちろん深澤くんが歳をとったということは同じだけ自分もババアになっているということ。バイト代コツコツ貯めて舞台行くことなんて無いし、ホテル代や新幹線代ケチってネカフェに入り浸ったり夜行バス使うことだって無い。嬉しくもあり悲しくもある、新しい舞台やイベントが発表になったら問答無用でチケットを取ってしまうし、新幹線の指定席に乗ってビール飲みながらどこへだって飛んでいくし、劇場近くのホテルを予約してしまうし。いつからこんな大人になってしまったんでしょうね

 

自分が思っていた感情に気付けたので、名古屋まで足を運んでよかったな、と思いました。あと推しの現場が名古屋であることあんまりないので久しぶりに名古屋飯沢山食べられて最高だった

本編の感想!と思ったけど、まじで引くほど文章に起こすほどの感想が思い浮かばなくて自分でも笑う。そのくらいわたしの脳内では滝沢歌舞伎2021じゃなくて滝沢演舞場2013がくり広げられていたので(とかいいながら深澤くんはやっぱり世界一のアイドルだと思ったし銀河一かっこよかったです)

私はきっと、これからも昔のSnowManと今のSnowManを重ねて見てしまうんだろうな、と思ったので、これから少しずつでも私の楽しかった記憶が2013年から進むといいなと思いました

わざわざ名古屋まで来て滝沢歌舞伎観た感想がこれかよ、ってきっとSnowManのオタク達は思うだろうけど、『今のSnowManがどんな風なのか見てみたい!この目で!』と思いSnowManのFCに入会し、自分の意思で名古屋まで足を運んでちゃんと自分の気持ちに気付けたので、私は何も後悔してないし、少なからず同じ気持ちになってるオタクもいるんじゃないかな、という気持ちを込めてこのブログを供養させてくださ!!!、

誤解されたら嫌だから言うけど、ちゃんと最初から最後まで楽しかったよ!!!!!!!!ちゃんと楽しめたよ!!!!!!!!ありがとう!!!!!、

 

 

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私もアクスタと一緒に映え写真を撮ろうかと思ったが、周りの可愛いオタクに圧倒されて退散しました

 

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このスーツケース買ったの、ゴリゴリに深澤担してた数年前だったんだよね、結局この紫のスーツケース持って深澤くんの現場行く日が来ることないまま数年経って、まさか数年経って深澤くんの現場行くためにこのスーツケース使う日が来るなんて思わなくて思わず写真撮ったけど、さすがにもう8年以上使い続けたスーツケースなので、滝沢歌舞伎の現場を最後にお別れ〜!

 

 

タキカブの感想書くつもりが、ただの懐古厨の日記になってしまった、反省します